・研磨面の粗さを示す度合い。(表面粗さ)
・面粗度を表す単位には、いくつかの種類がある。
①十点平均粗さ…最高から5番目までの山頂の標高平均値と、最深から5番目までの谷底の標高平均値との誤差をμmで表記。
※例) Rz3.2 =上記の平均値誤差が3.2μm以内の面粗度。
②中心線平均粗さ…粗さ曲線を中心から折り返し、その粗さ曲線と中心線によって得られた面積を粗さ曲線の長さで割った値。一般的には平均粗さ測定器を直読する。
※例) Ra0.8 = 中心線から凹凸の平均値までの誤差が0.8μm。
→1つの大きなキズが測定値に及ぼす影響が少ない為、全体の面粗度を安定して測定する事ができる。
③最大高さ…1番高い山と1番低い谷底との誤差をμmで表記。
※例) Ry50 またはRmax50と表記される。