ドリル刃先部を交換して使用するような工具をスローアウェイドリルと呼びます。主にドリルの先端部だけを再現して製作を行う形状と、複数のチップを組み合わせてドリルの先端を再現する手法がございます。
ドリル先端を再現する手法だと、比較的安価で手に入りますが、再研摩回数や再研磨不可能な製品が多くあります。お客様の用途にもよりますが、費用対効果でみるとソリッドドリル<刃先交換式ドリルになる事が多いです。
複数のチップを組み合わせてドリルの先端を再現する手法は主にワーク加工穴径の大きい場合に利用されます。ソリッドドリルに対し、穴径の大きい物は工具費をかなり抑えられる見込みがあります。根本製作所で取り扱う事が出来るのは主にこの複数のチップを組み合わせた工具になります。