ブローチ加工にはその秘策後の形状によりさまざまな名称がつけられております。
主に円柱の被削材を回す旋盤加工では加工出来ない左右非対称の物や、内径特殊加工などに用いられる加工方式です。
・丸ブローチ
円柱の被削材を上から見た際の一部分をまっすぐ削り取るような加工を丸ブローチと言います。
・角ブローチ
円柱、角柱の被削材を多角形になる様に切削する加工を角ブローチと言います。
・スプラインブローチ
螺旋状にギザギザになる様溝を切削する加工をスプラインブローチといいます。
・セレーションブローチ
伊達巻の様に被削材の上から下まで、同じ形状で溝を削る方式をセレーション加工と言います。